2005年11月2日
白い世界が彩づきだし
淡く淡く 優しい雪は雨にとけて
風が運んだ四月の香は 
遠い遠い 記憶の君を蘇らせる

また僕を立ち止まらせた 春をまとう恋人達
咲き乱れたその景色に まばたきさえ忘れて

今頃君もどこかで舞い散る花びらを見て
あの日指きりした約束 思い出してるの?
"そのうちお互いを忘れる時が来るけれど
少し思い出して・・・桜の花を目にしたら・・・"

道ゆく人波の中 君の姿と重なる
栗色の長い髪に 僕は目を奪われ

まだ子供の様なあどけない瞳のままで
かけぬけた季節はあまりにも綺麗すぎて
人を愛する事 君が教えてくれたから
今でも君の笑顔が胸をはなれない

もう次の雨で終わり告げる花びらを見て
君は新しい季節を誰かと生きてるの?
けれど覚えていて 君を愛していた事を
約束の言葉・・・
"桜の花を目にしたら・・・"
 
 

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